ABD分配金200円(10か月ぶり)記念。ABDは今高いのか?米国市場は過熱気味なのか?
みなさんこんばんはJウォーカーです。
ABDより200円分配が出る事が確定してうかれています。
今回はABDがこの2023年6月度の分配で実に分配金200円に戻ってきたので記念に現在高いのか安いのか考察する記事を書きました。
さて前回記事( https://jwakerips.blogspot.com/2023/06/blog-post.html )でABDを紹介させていただきましたが、その続きの記事です。果たして今高いのか安いのかデータをもとに見てみようと思います。
前回書いたように単純な話をすると利益10%→1%、20%→2%と利益の10分の1を分配金として利確していると考えると今回の200円分配は2%のエリアです。
過去5年間(2018.7~の計60回)の分配金を見ると
分配金無し→10回(19年1回、20年2回、22年4回、23年3回)
100円配当→21回(18年3回、19年10回、20年1回、22年5回、23年2回)
200円配当→19回(18年3回、19年1回、20年8回、21年3回、22年3回、23年1回)
300円配当→10回(20年1回、21年9回)
こう見ると100円~200円配当あたりに集まってきているように見えます。
割合で出すと
分配金無し→16.6%
100円→35%
200円→31.6%
300円→16.6%
となります。つまり200円配当が出ているタイミングはここまでの分配金だけで見ると比較的高いタイミングであるといえます。
ここからがチャートで見た場合です。2枚のチャートを見比べてください。
投資信託では最高値更新してウェイウェイしそうな勢いですが米国ETFの $VOO $VT で見ると最高値から底付けてまだ半分ぐらいしか戻っていないのではないでしょうか?
なぜか???米国株クラ民の皆さんには簡単な答えですが、為替の影響です。
米国指数がほぼ天井を付けた2022年年初のドル円と現在のドル円を比較すると実に+21.9%増えています。それだけドル高、いや円安です。米国一強であればドル高と書くのですが、円安です。ユーロと比較しても、香港ドルと比較してもかなりの円安です。やばいです。日本一弱時代と言っても残念ながら間違いなさそうです。世界の株式を投資信託で購入している場合現在は為替の影響で下駄をはかせてもらっていますが、これがいったん円高に振れるとまずいかもしれません。日本株式市場に資金が集まっていますがこれは1.5年前と比べて2割引きで購入できるという理由だからでしょうか?
話を戻しますが、私は現在の為替レートがしばらく続くのであれば投資信託はまだまだ上にいくと思います。それもあって今は投資信託一本にしています。
わかりやすくABD(為替ヘッジ無し)とABC(為替ヘッジ有り)で比較しました。ひょっとしてまだまだ米国株は3合目ぐらいなのでは???
ABDはこのまま円安の状態が続けば久しぶりの300円分配や夢の400円分配が見えてくるかもしれません。夢だけでは食べていけませんが十分夢見させてくれそうです。
こんなアゲアゲ相場でもしっかり毎月決算で利確しながら運用しているABD皆さんもぜひご検討くださいませ。
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