優しい特別分配金(世界のベスト編)


皆さんこんばんはイチです。

特別分配金について説明しようとしても中々難しいし、伝わりにくいと思っています。

そこで今回は特別分配金の話を難しい話はなるべくせずに初心者の方に分かりやすく説明しようと思っています。

たた最低限知っておいてほしい語句があって

・平均取得価額➡ご自身の現在保有している価額

・基準価額➡毎日変動する株価のような物

・口数➡投資信託は10000口単位で基準価額を出しています。

最低限この3つは覚えておいてほしいです。


さて本題の特別分配金の説明をします。

株式や投信の用語を使って解説しても難しいかなと思います。

正確には似たような例が中々ないので時間がかかると思います。

それが初心者の方に伝わらない理由だと思います。


色んな例え話があると思いますが、

今回はコップと中に水が入っているという状況で説明していきます。

身近な物に置き換えると分かりやすいかなと思い参考例にしてみました。

最初に世界のベストを購入する際はこのような状態を想像してください。
コップに満水状態の水が入っています。
高さ(水位)が基準価額や平均取得価額
コップの断面積が購入口数みたいなイメージでお願いします。
高さ×断面積=体積(総購入金額)
初めて購入する時はこの満水のコップを購入します。




①購入額より大幅なプラスの場合
さて購入した世界のベストに利益がのってきました。

利益は当初満タンだったコップからあふれて外側にあふれてきました。
さてこの利益の十分にのった所から分配金が出ます。
利益分の水がなくなります。
水位が一気に低くなってしまいました。(分配金が出て基準価額が下がった)
しかしまだ買った時よりも水はあふれています。さてこの水位が十分にあれば翌月も普通分配金が出ます。




②購入額より少しだけプラスな場合
さて次は購入して間もないor市場が思ったよりも良くなくて基準価額よりも少ししか利益がありませんでした。

ここから①と同じように溢れている水から分配金が出ます。しかし今回は溢れている水(普通分配金)が足りません。
さてどうなるか?コップ満タンにある水から足りない部分を出します(特別分配金)
こんな感じにコップ満タンだった所から減ってしまいます。これが特別分配金です。
この状態からコップ満タンにしてさらに水を溢れさせて普通分配金を貰えるようになるって厳しくないですか?ご安心ください。特別分配金が出るとなんとコップが小さくなります!
コップが小さくなりました。これだとまたすぐに水が溢れそうですね!
次回こそは水がたくさん溢れているといいですね。



③平均取得価額より基準価額が低い場合
さて満を持して購入した世界のベストですが結構高い所で買ってしまったようです。
基準価額は購入時より下がってしまってしまいました。
さてここからさらに分配金を出すとさらに水位が下がってしまいますね。嫌ですが世界のベストは翌期繰越分配対象額というのがかなりストックがあります。見慣れない言葉ですがこれは基準価額が悪くても出せる分配金のプール金のようなものです。これがあるので購入金額が高かろうが低かろうが必ず分配金が出ます。出てしまいます。(今の所は)
コップが小さくなってしまいました。②の時とコップが小さくなるのは同じですが、中の水位も同量だけ減ってしまいました。
次回こそは満タンになって水が溢れている状態になって欲しい物です。

世界のベストは下落相場で特別分配金を出し続けるとどんどんこのコップが小さくなります。購入する時のコップが小さいという事はそれだけ下落幅が少ないという事になります。

平均取得価額が高い所で買う新規の方と平均取得価額が低く利益がのっている方の違いはこんな感じです。(中の水の量は同じと考えてください)

こんな違いのイメージです。新規の人は大きい満タンのコップで購入する必要があります。下の画像の人が普通分配金再投資すると少しづつコップが大きくなっていきます。悩ましいですね。

コメント

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

一生一緒にインベスコその2

一生一緒にインベスコ